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3年生
言葉の響きと先人の知恵——3年国語・伝統的な言語文化
古典は5年生からではない 「古典」と聞くと、5年生の「古文・漢文」を思い浮かべる人が多い。しかし学習指導要領を読むと、伝統的な言語文化は1年生から始まっている。 1・2年:昔話・神話・伝承の読み聞かせ、言葉遊び 3・4年:文語調の短歌・俳句、こと... -
3年生
情報を扱う力は、3年生から育つ——3年国語・情報の扱い方
情報化社会の土台 3年生の子どもは、YouTubeを見て、ゲームで通信し、タブレットで調べ物をする。情報にアクセスする量は、10年前の大人を超えている。 だからこそ、情報を扱う技術——必要なものを選ぶ、整理する、引用する、出典を示す——が、3年生から必要... -
3年生
音読は「文章全体を体に通す」技法——3年国語・音読と朗読
音読は幼稚な学習ではない 「音読なんて1・2年の話では?」と思う人がいる。しかし学習指導要領を読むと、音読は学年が上がるほど高度になることが分かる。 1・2年:語のまとまりや言葉の響きに気を付けて音読 3・4年:文章全体の構成や内容の大体を意識し... -
3年生
文章は「構造」でできている——3年国語・文や文章の指導
なんとなく書ける子が、なんとなく書けなくなる 1・2年の作文は、短い文を並べれば成立する。「きょうは、うれしかったです。おべんとうが、おいしかったです。」——これで十分。 しかし3年生になると、文章の長さが増え、伝えたい内容の複雑さも増す。その... -
3年生
語彙は「思考と表現の原料」——3年国語・語彙指導の核心
「楽しい」しか言えない子 感想を聞くと「楽しかった」「すごかった」「おもしろかった」——3年生の子の語彙は、まだこの3語の周辺にとどまることが多い。 しかし人間の感情や状況は、そんなに単純ではない。「楽しい」の中にも、わくわく・うきうき・ほく... -
3年生
漢字は「構造を持つ体系」である——3年国語・漢字の指導
漢字に押しつぶされる前に 3年生で初めて、子どもは「漢字に押しつぶされそう」になる。 1年生は80字、2年生は160字。3年生は一気に200字。しかも漢字による熟語が教科書のあちこちに登場する。漢字嫌いが生まれやすいのは、ちょうどこの時期だ。 しかし学... -
3年生
言葉には二つの顔がある——3年国語・言葉の特徴や使い方
子どもは既に「言葉を使える」 3年生は、もう言葉を流暢に使う。話せるし、書ける。ならば、この単元で何を新しく身につけるのか。 答えは、「使っていた言葉を、対象として見つめ直す」ことだ。水の中に住む魚が、水の存在に気付くように。これまで無意識... -
3年生
3年国語の「1年の地図」を描く——知識・技能と3領域の全体像
教科書だけでは見えない「骨格」 教室で手にする教科書には、単元が並んでいる。物語、説明文、話し合い、詩——しかしそれは1年間の学習を章立てにしたメニューであって、骨格そのものではない。 国語科の骨格は、学習指導要領にある。何を身につけさせるか... -
3年生
国語は「言葉で世界を捉える力」の土台である——小学校3年国語・学習指導要領総論を読む
国語は、読み書きだけの教科ではない 「国語」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、漢字ドリルと物語文の読解だろう。しかし学習指導要領を読むと、国語科の輪郭はもっと広く、もっと根源的だ。 言葉によって、思考し、感情を表し、他者とつながり、知識... -
3年生
データを「観点」で整理する——3年算数・表と棒グラフの単元研究
散らかったデータを、意味に変える クラスの好きな遊びをみんなで書き出してみる。黒板にバラバラと書かれた言葉の山。そのままでは何も見えてこない。 しかし、同じ遊びごとにまとめて人数を数えると、急に何かが見えてくる。「ハンカチ落としが一番人気...
