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3年生
3年国語の「1年の地図」を描く——知識・技能と3領域の全体像
教科書だけでは見えない「骨格」 教室で手にする教科書には、単元が並んでいる。物語、説明文、話し合い、詩——しかしそれは1年間の学習を章立てにしたメニューであって、骨格そのものではない。 国語科の骨格は、学習指導要領にある。何を身につけさせるか... -
3年生
国語は「言葉で世界を捉える力」の土台である——小学校3年国語・学習指導要領総論を読む
国語は、読み書きだけの教科ではない 「国語」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、漢字ドリルと物語文の読解だろう。しかし学習指導要領を読むと、国語科の輪郭はもっと広く、もっと根源的だ。 言葉によって、思考し、感情を表し、他者とつながり、知識... -
3年生
データを「観点」で整理する——3年算数・表と棒グラフの単元研究
散らかったデータを、意味に変える クラスの好きな遊びをみんなで書き出してみる。黒板にバラバラと書かれた言葉の山。そのままでは何も見えてこない。 しかし、同じ遊びごとにまとめて人数を数えると、急に何かが見えてくる。「ハンカチ落としが一番人気... -
3年生
秒——見えない時間をはかる単位:3年算数・時刻と時間の単元研究
「1秒」ってどのくらい? 「1秒、数えてみて」と言うと、子どもによってテンポがまるで違う。早口で「いち」と言う子もいれば、ゆっくり「いーち」と伸ばす子もいる。 時間は、長さ・かさ・重さ以上に「見えない量」だ。手で触れることも、目盛りで直接見... -
3年生
「見えない量」をはかる——3年算数・重さの単元研究
目で比べられない量 1年生から3年生まで、子どもたちは「量」を学び続けてきた。 1年生:長さ、広さ、かさ(比較) 2年生:長さ(cm、m)、かさ(L、dL、mL) 3年生:長さ(km)、重さ(g、kg、t)、時間(秒) 3年生で初めて登場するのが重さだ。そして重... -
算数
kmという「新しい単位」とメートル法——3年算数・長さの単元研究
1000mって、どのくらい? 1mの定規は見たことがある。10mの距離もイメージしやすい。では、1kmはどうだろう。 3年生の長さの単元では、km(キロメートル)という新しい単位が登場する。そして今回の改訂では、「キロ」という接頭語の仕組みも3年生で扱うこ... -
3年生
円は「中心からの距離が等しい点の集まり」——3年算数・円と球の単元研究
「まるい形」から「円」へ 1年生の子どもに「まるい形を描いて」と言えば、楕円でも、いびつな円でも、なんとなく丸ければOKだ。 しかし3年生の算数で学ぶ「円」は違う。円には厳密な定義がある。 円=中心からの距離が等しい点の集まり この定義こそが、... -
3年生
「辺の長さ」で図形を見る——3年算数・二等辺三角形と正三角形
三角形を「要素」で分類する 「三角形ってどんな形?」「3つの辺がある形!」 2年生までの子どもは、三角形を全体のシルエットで認識している。「三つの角がある、とがった形」というイメージだ。 しかし3年生では、この見方が一段進化する。三角形を「辺... -
3年生
そろばんは位取り記数法の「物理実装」——3年算数・そろばんの単元研究
なぜ今どき、そろばんなのか 電卓もスマホもある時代に、なぜ学校の算数でそろばんを扱うのか。 答えは意外とシンプルで、そろばんが十進位取り記数法を最も物理的に体現する教具だからだ。珠を動かすという身体的操作を通して、子どもは「位」という概念... -
3年生
□は「未知数」——3年算数・□を使った式の単元研究
□は何の記号か 「おはじきが何個かあります。5個もらったので、合わせて12個になりました。はじめに何個あったでしょう?」 2年生までの子どもなら、12 − 5 = 7 と解いてしまうだろう。答えは合っている。しかし 3年生では、この問題を次のように式に表す...
