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3年生
回路という考え方——3年理科・電気の通り道
「つないだのに点かない!」 乾電池と豆電球を導線でつなぐ。しかし、点かない。「つないだのに点かない!」と困る子がいる。導線が乾電池の片方の極にしか繋がっていなかったのだ。もう一方の極にも繋ぐと、豆電球が点く。 「つなぐ」と「回路を作る」は違... -
3年生
影と温度で太陽を知る——3年理科・太陽と地面の様子
影が動いた 午前中に校庭に立って、自分の影の位置に印をつける。お昼にもう一度見ると、影が動いている。午後にもう一度見ると、さらに動いている。 「影が動いた」ということは、太陽が動いたということだ。しかし3年生は、「太陽が動いている」ことを意... -
3年生
昆虫と植物の体と育ち方——3年理科・身の回りの生物
1年を貫く単元 3年理科の7単元のうち、この単元だけが通年で走る。 春に種を蒔く。芽が出る。葉が茂る。花が咲く。実がなる。種ができる。枯れる。同時に、昆虫の卵を見つける。幼虫を育てる。蛹になる。成虫になる。季節の移り変わりと共に、植物も昆虫も... -
3年生
引き付ける力と極の秘密——3年理科・磁石の性質
「なんで冷蔵庫にくっつくの?」 冷蔵庫のドアにマグネットを貼る。当たり前の光景だ。しかし3年生に「なんで冷蔵庫にくっつくの?」と聞くと、多くの子が答えに詰まる。「磁石だから」とは言える。では「なぜ冷蔵庫にはくっつくのに、木のテーブルにはくっ... -
3年生
目に見えないエネルギーを捉える——3年理科・光と音の性質
鏡で遊んだ日の発見 鏡で日光を反射させて壁に光を当てる。動かすと光も動く。友達の光と重ねると明るくなる。「あれ、暖かくもなってる!」と気付く子がいる。 光は目に見えるが、その「性質」は見えない。直進すること、反射すること、集めると明るく暖か... -
3年生
形が変わっても重さは変わらない——3年理科・物と重さ
「小さくしたら軽くなる」と思っている 粘土を丸めて、てんびんに載せる。釣り合う。次に、その粘土を細かくちぎって載せる。「軽くなった!」と言う子が、必ずいる。 3年生の素朴概念では、形が変わると重さも変わると思っている子が多い。平たくすれば軽... -
3年生
力の大きさと物の動きの関係——3年理科・風とゴムの力の働き
「もっと強くしたらどうなるかな」 風で動く車を作って走らせる。弱い風では少ししか動かない。強い風だとぐんと進む。「もっと強くしたらどうなるかな」と子どもが言い出す。 この「もっと」が、この単元の出発点だ。力の大きさを変えると、動き方が変わ... -
3年生
3年理科は「比較」から始まる——理科の全体像
理科が始まる年 3年生は、理科が始まる学年だ。 1・2年生では「生活科」として、自然と関わってきた。虫を捕まえる。花を育てる。風で遊ぶ。水で遊ぶ。しかしそこでは「なぜ?」を突き詰めることは求められていなかった。体験と気付きが中心だった。 3年生... -
中学年
「自然のすばらしさと不思議さを感じ取る」——3年道徳・自然愛護
「不思議だ」と思う心が、まだ生きている 3年生は、まだ「不思議だ」と素直に言える。セミの抜け殻を拾ってじっと見る。雨の日に水たまりを覗き込む。雲の形を追いかけて空を見上げる。雨上がりの虹に歓声を上げる。落ち葉の色のグラデーションを並べてみ... -
中学年
「美しいものや気高いものに、感動する心をもつ」——3年道徳・感動、畏敬の念
「すごい」が言葉になり始める 低学年の子は、美しいものを見て「わぁ」と声を上げる。考える前に口から出る。感動の最も素直な形だ。 3年生になると、その「わぁ」が少しずつ言葉を帯びてくる。「なんかいいよね」「すごいなって思った」「前にも似たの見...
