単元研究– tag –
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中学年
「仲間集団を、本当の友情へ」——3年道徳・友情、信頼
「うちら」が始まる時期 3年生の教室で休み時間を見ていると、いつの間にか同じ顔ぶれが集まっている。窓際の席のグループ、廊下に出て遊ぶグループ、図書室に向かうグループ。それぞれに自分たちの遊びがあり、合言葉があり、ちょっとした秘密がある。 「... -
中学年
「相手のことを想像する」——3年道徳・親切、思いやり
「助けてあげようとしたのに、断られた」 休み時間、転んだ友達のランドセルをすぐに拾いに行った子がいる。けれど、相手は「自分でできるから」と少し戸惑った顔をしていた。給食当番で重そうにしている子の食缶を運んであげようとしたら、「いいよ、いい... -
中学年
「形だけではない、真心の礼儀」——3年道徳・礼儀
「あいさつしてるけど、声が小さい」 廊下ですれ違うとき、3年生は確かに「おはようございます」と言う。だが、その声には温度差がある。仲のいい友達には大きな声、知らない先生には聞こえないほどの小声、苦手な相手には目を合わせない。 この温度差は、... -
中学年
「感謝の対象を広げる」——3年道徳・感謝
「いただきます」の向こうにいる人たち 給食前の「いただきます」を、3年生はちゃんと声に出して言える。だが、その「いただきます」の向こうに、どれだけの人の働きがあるかを問うと、すぐに答えられる子は意外に少ない。 野菜を作った農家、加工した工場... -
中学年
「自分で決めた目標を、粘り強くやり抜く」——3年道徳・努力と強い意志
続けたかったのに、続けられなかった経験 なわとびの二重跳びがどうしても飛べない。習い始めたピアノが、難しい曲のところで止まったままになる。夏休みの自由研究を始めたのはいいが、最後まで仕上げられなかった。3年生の子どもに「途中で諦めてしまっ... -
中学年
「自分の特徴に気付き、長所を伸ばす」——3年道徳・個性の伸長
「自分のいいところ、書いてみよう」が難しい3年生 3年生に「自分のよいところを3つ書こう」と促すと、半分以上の子の手が止まる。とくに男子は「えー、ない」「思いつかない」と顔を見合わせ、女子は周りの様子をうかがいながら鉛筆をさまよわせる。 これ... -
3年生
公共施設と古い建造物は「地域の地理に時間が重なる場所」——3年社会・市の様子の深掘り
図書館は誰のもの? 「図書館って、誰がつくっているの?」——3年生にこう問うと、最初は「先生?」「お金持ち?」と返ってくる。「みんなの税金で、市役所がつくって運営している」と答えると、教室がざわつく。 公共施設は、子どもが日常的に使っているの... -
3年生
白地図は「情報を空間に置く道具」——3年社会・白地図と調査活動
真っ白な地図に、子どもが書き込む 3年社会の授業で、子どもの目が一気に集中する瞬間がある。真っ白な市の地図が配られて、「ここから自分で書き込んでいく」と告げられる時だ。地図帳のように完成された地図ではなく、自分が情報を入れる地図——白地図に... -
中学年
「過ちを認められる強さ」を育てる——3年道徳・正直、誠実
「過ちを認められる強さ」を育てる——3年道徳・正直、誠実 言えなかった夜の、あの息苦しさ 子どもの頃、小さなうそをついた夜、布団に入っても目が冴えてしまう。誰かに「割れたお茶碗、誰がやったの」と聞かれて、何となく言いそびれた。次の日になれば忘... -
中学年
「言われなくても、自分で考える」——3年道徳・節度、節制の質的転換
「お母さんに言われたから」からの卒業 「歯磨いたの?」「片付けは?」「明日の用意した?」——低学年までは、家庭でも学校でも、外からの声が生活を整える役割を担う。子どもの一日のリズムは、ほとんどが大人の声によって作られている。 中学年の「節度...
